Question
江戸時代、長い距離を歩く旅人が、足の疲れや痛みを和らげるために、草履と足の裏の間に挟んで湿布のように使っていた植物の葉は何でしょうか。
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① ビワの葉
② イチジクの葉
③ タバコの葉
Answer (ここをタップして正解と解説を確認)
③ タバコの葉
解説
江戸時代の旅は基本的にすべて徒歩でした。1日に40キロメートル以上も歩くことが珍しくなかったため、足の疲れをいかに取るかは旅人にとって死活問題でした。そこで生み出された知恵が、タバコの葉を足の裏に貼る方法です。旅人たちは、宿場町などで手に入れたタバコの葉を水で湿らせ、足の裏に貼り付けてから草履を履きました。現代の湿布のような感覚で、歩きながら足のセルフケアをしていたのです。
今日のおまけ
旅の疲れを癒やすための食べ物にも面白い知恵がありました。江戸時代の街道沿いの茶屋では、甘酒がよく売られていました。現代では冬の飲み物のイメージが強い甘酒ですが、江戸時代には夏バテ防止の栄養ドリンクとして、特に夏の旅路で大人気でした。
もう一歩、深く知る
タバコは16世紀末に日本に伝わり、当初は薬草として扱われていました。江戸時代の人々は科学的な成分こそ知りませんでしたが、タバコに含まれる成分に、軽い麻酔作用や血管を収縮させる効果があることを経験的に知っていたようです。タバコの葉を貼ることで、足の火照りや痛みが和らぐ感覚を得ていたと考えられます。ほかにも、虫に刺されたときにタバコのヤニを塗る民間療法もありました。限られた道具の中で身近なものを活用した、昔の人のたくましい知恵と言えます。
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