Question

1年の締めくくりに食べる年越しそばには、細く長く生きられるようにという願いのほかに、金運が上がるというおめでたい意味も込められています。では、江戸時代にそば粉が金運と結びつくきっかけとなった、職人の意外な行動とは次のうちどれでしょうか。

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① 金箔をうすく伸ばす際のクッションとしてそば粉を敷いていたから

② 飛び散った金粉をそば粉の団子にくっつけて回収していたから

③ 金を精錬する際の水に含まれる不純物をそば粉でろ過していたから

Answer (ここをタップして正解と解説を確認)

② 飛び散った金粉をそば粉の団子にくっつけて回収していたから

解説

 江戸時代の金銀細工師と呼ばれる職人たちは、作業中に床や道具に飛び散った貴重な金粉を集めるために、水で練ったそば粉の団子を使っていました。そば粉の団子を床に押し付けると、その粘着力によって細かな金粉がきれいにくっついて回収できたのです。さらに、その団子を焼けば金だけを無駄なく取り出すことができました。この作業から、そばは金を集める縁起の良いものとされるようになり、年越しに食べることで翌年の金運を祈る風習へと広がっていきました。

今日のおまけ

 年越しそばを途中で残してしまうと、翌年の金運が逃げてしまうという言い伝えもあります。職人たちが金粉を1粒も残さず集めたように、きれいに完食するのが良いとされています。

もう一歩、深く知る

 そばには、麺が切れやすいことから、今年1年の苦労や悪縁を切り捨てるという意味もあります。金運を集める役割と、嫌なものを切り断つ役割という2つの意味を合わせ持っている点が興味深いところです。昔の人々は、食べ物の持つ物理的な性質や職人の日常の知恵をうまく取り入れて、新しい年を迎えるための前向きな縁起担ぎを生み出していました。

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