Question

秋の風物詩である十五夜のお月見では、月見団子と一緒にすすきを飾るのが定番です。実は、すすきは単なる飾りではなく、ある農作物の代用品として飾られるようになりました。その農作物とは何でしょうか。

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① 麦

② 稲

③ 大豆

Answer (ここをタップして正解と解説を確認)

② 稲

解説

 十五夜のお月見は、秋の収穫に感謝する行事でもあります。昔の人々は、その年にとれた作物を神様に捧げて感謝の気持ちを表していました。特に主食であるお米の収穫に感謝したかったのですが、十五夜の時期はまだ本格的な稲刈りの前でした。そこで、形が稲穂にとてもよく似ているすすきを稲の代わりとして飾るようになったのです。また、すすきは切り口が鋭いことから、魔除けとしての効果もあると信じられていました。

今日のおまけ

 お月見が終わった後に飾っていたすすきを軒下に吊るしておくと、その1年間は病気をしないという言い伝えもあります。飾り終えた後も大切にされていたのですね。

もう一歩、深く知る

 日本において植物を神様の依り代とする考え方は古くから存在します。お月見におけるすすきも、神様を招き寄せるための目印であり、神様が宿る場所としての役割を果たしていました。稲穂の代用品として始まった習慣ですが、すすきそのものが持つ生命力や鋭利な葉の形が神聖視されたことで、単なる代用品を超えた意味を持つようになったと考えられます。このように、本来の目的から別の意味合いが重なっていく過程は、日本の年中行事の非常に興味深い特徴です。

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