Question

私たちが日常的に食べる納豆は、納豆菌という微生物の働きによって作られます。この納豆菌は非常に生命力が強く、特に胞子の状態では高温にも耐えることができます。通常の調理で湯通しや蒸気による加熱を行う際、納豆菌の胞子は一体どのような温度まで耐え抜くことができるでしょうか?

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① 約80℃

② 約100℃

③ 約120℃

Answer (ここをタップして正解と解説を確認)

③ 約120℃

解説

 納豆菌の胞子は、多くの微生物と比べて非常に熱に強いことで知られています。私たちが日常的に使うお鍋で沸騰する100℃はもちろん、家庭用の圧力鍋などで到達する約120℃の高温にも耐えることができます。これは、納豆菌が厳しい環境でも生き残るために、胞子という休眠状態になる能力を持っているためです。この強力な耐熱性があるため、納豆を加熱してもすべての菌が死滅するわけではなく、健康効果の一部は維持されると考えられています。

今日のおまけ

 納豆菌は、熱だけでなく乾燥や紫外線など、さまざまな厳しい環境にも耐えることができる驚異的な生命力を持っています。その秘密は、胞子という特別な形態で休眠できる能力です。この納豆菌の丈夫さがあるからこそ、私たちは美味しい納豆を安定して食べることができるのですね。

もう一歩、深く知る

 納豆菌の胞子が高い耐熱性を持つのは、その強固な細胞壁と、内部の水分が非常に少ない特殊な構造によるものです。胞子内部は脱水状態に近く、熱によるタンパク質の変性が起こりにくくなっています。この「休眠」状態の胞子は、環境が適するようになると再び活動を再開します。この熱耐性の高さは、食品加工の現場では「納豆菌汚染」として問題になることもあります。一般的な殺菌処理では完全に除去することが難しいためです。

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