Question

私たちが日常的に渡っている道路の横断歩道は、白い線が並んだデザインをしています。実は1992年まで、横断歩道の上下には全体を囲むような枠線が存在し、まるでハシゴのような形をしていました。昔のデザインからわざわざ枠線を消して現在の形に変更した主な理由は何でしょうか。

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① 車からの視認性を高めて遠くからでも見やすくするため

② 塗料の使用量を減らして工事費用を削減するため

③ 白線の間に雨水が溜まるのを防いで水はけを良くするため

Answer (ここをタップして正解と解説を確認)

③ 白線の間に雨水が溜まるのを防いで水はけを良くするため

解説

 正解は3番の水はけを良くするためです。昔のハシゴ型だった横断歩道は、上下の枠線が堤防のような役割をしてしまい、雨が降ったときに白線の間に水が溜まりやすいという問題がありました。水が溜まると車がスリップしやすくなったり、歩行者に水が跳ねたりするため、1992年にデザインが改定され、枠線をなくした現在のシンプルな形になりました。

今日のおまけ

 枠線をなくしたことで水はけが良くなっただけでなく、実は使われるペンキの量も3割ほど減りました。見た目がすっきりしたことで、ドライバーにとっても道路の先が見通しやすくなるという思わぬ効果も生まれたそうです。

もう一歩、深く知る

 日本の道路構造は、雨が多い気候に合わせて進化を続けています。横断歩道のデザイン変更もその一環ですが、塗料自体にも工夫が施されています。現在の道路に使われている白線には、小さなガラスの粒が混ぜ込まれており、夜間に車のライトを反射して光る仕組みになっています。さらに、水はけを助けるために表面に微細な凹凸をつける技術も導入されており、安全を守るための工夫が日々重ねられています。

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