Question
現在、私たちが日本のスーパーなどで見かけるにんじんは、そのほとんどが鮮やかなオレンジ色をしています。しかし、10世紀頃に中央アジアのアフガニスタン付近で栽培が始まったとされる、にんじんの本来の主流な色は何色だったでしょうか。
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① 紫色
② 緑色
③ 青色
Answer (ここをタップして正解と解説を確認)
① 紫色
解説
正解は紫色です。実は、大昔のにんじんはオレンジ色ではなく、紫色や黄色が一般的でした。にんじんはアフガニスタンあたりが発祥の地とされており、当時は薬草としても使われていました。現在のようなオレンジ色のにんじんが誕生したのは17世紀のことです。オランダの農家が、当時のオランダ王家のシンボルカラーであるオレンジ色に合わせて品種改良を行ったことがきっかけで、世界中に広まっていきました。
今日のおまけ
日本に最初に伝わってきたにんじんも、実は今のオレンジ色のものではありませんでした。江戸時代に中国から伝わったのは東洋種と呼ばれる赤い種類で、お正月のお祝いに使われる金時にんじんがその仲間です。
もう一歩、深く知る
野菜の色が変わる背景には、人間による品種改良の歴史だけでなく、栄養素の発見も深く関わっています。オレンジ色のにんじんは、体内でビタミンAに変わるベータカロテンという成分を豊富に含んでいます。17世紀のオランダで開発されたこの品種は、従来の紫色のにんじんに比べて渋みが少なく、甘くて食べやすかったため、世界中で急速に普及しました。近年では、栄養価の高さや料理の彩りとして、本来の色である紫色の品種もスーパーで見かけるようになり、先祖返りのような流行が起きています。
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