Question

春と秋にあるお彼岸は、ご先祖様を供養する期間として知られています。この「彼岸」という言葉が仏教において具体的に何を指すでしょうか?

ヒントを見る(三択の選択肢)ヒントを隠す

① 仏様が住む理想の場所

② あの世にあるとされる極楽浄土

③ 煩悩から解き放たれた悟りの境地

Answer (ここをタップして正解と解説を確認)

③ 煩悩から解き放たれた悟りの境地

解説

 お彼岸は、春分の日と秋分の日をそれぞれ「中日」として、前後3日間の合計7日間を指す日本独自の仏教行事です。「彼岸」という言葉は、サンスクリット語の「パーラミター」という言葉を漢訳した「到彼岸(とうひがん)」に由来します。これは「向こう岸に到達する」という意味で、煩悩に満ちたこの世(此岸しがん)から、迷いや苦しみから解放された悟りの世界(彼岸)へ至ることを指します。太陽が真東から昇り真西に沈む春分と秋分は、西方にあるとされる極楽浄土への道が開き、ご先祖様と私たちが通じやすくなると考えられてきました。この期間に仏道を学び、悟りの境地を目指すための修行をする、という意味合いも込められています。

今日のおまけ

 お彼岸といえば「おはぎ」や「ぼたもち」を思い浮かべる方も多いでしょう。これらは、もち米とあんこで作られた同じ食べ物ですが、季節によって呼び名が変わります。春のお彼岸に咲く牡丹の花にちなんで「ぼたもち」、秋のお彼岸に咲く萩の花にちなんで「おはぎ」と呼ばれるようになりました。どちらも、米やあんこの小豆に邪気を払う力があると信じられ、ご先祖様へのお供え物として欠かせないものとなっています。

もう一歩、深く知る

 仏教における「彼岸」は、煩悩の海を渡り切った先の悟りの世界を象徴する言葉です。この彼岸に到達するために行うべき修行が「六波羅蜜(ろくはらみつ)」と呼ばれています。これは「布施(ふせ)」「持戒(じかい)」「忍辱(にんにく)」「精進(しょうじん)」「禅定(ぜんじょう)」「智慧(ちえ)」の6つの実践を指し、これらの修行を積むことで悟りの境地へと近づくとされています。日本のお彼岸は、元々の「到彼岸」の教えと、日本の古来からのご先祖様を敬う信仰、そして西方浄土思想が融合して発展した行事であり、世界的に見ても非常に珍しい習慣と言えます。

※当ページのコラム・クイズ等はAIにより生成された、日々の会話のきっかけとなるエンタメコンテンツです。歴史的背景や科学的メカニズム等については諸説あるため、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。また、当サイトの情報を用いて行う実践や行動により生じた、いかなるトラブルや損害についても責任を負いかねます。あくまで一つの視点として、ご自身の判断においてお楽しみください。

このクイズをプリントアウト・保存する

1. 印刷する内容を選んでください
2. レイアウトを選んでください