Question
普段私たちが何気なく行っている息をする動作ですが、実は左右の鼻の穴から同時に同じ量の空気を吸っているわけではありません。鼻の粘膜が乾燥するのを防ぐため、体内の自律神経の働きによって片方ずつ空気の通り道を狭くし、交互に休ませています。この片方の鼻孔を休ませる切り替えの周期は、平均しておよそどれくらいの時間でしょうか。
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① 約30分間
② 約1時間
③ 約2時間半
Answer (ここをタップして正解と解説を確認)
③ 約2時間半
解説
人間の鼻には、左右の鼻の穴を交互に休ませるネザルサイクルと呼ばれる仕組みが存在します。片方の鼻の粘膜を膨らませて空気の通り道を狭くし、もう片方の鼻をメインで使って呼吸を行います。この役割分担はおよそ2時間から3時間ごとに自動的に切り替わっています。これによって、空気中のホコリや乾燥からデリケートな鼻の粘膜を守り、体内に取り込む空気の湿度や温度を一定に保つことができるのです。
今日のおまけ
風邪をひいたときに、鼻づまりの位置が右から左へ時間とともに移動するように感じたことはありませんか。それは病気で鼻の粘膜が腫れて敏感になっているため、普段は気づかないこの交互の切り替えサイクルをはっきりと自覚できるからなのです。
もう一歩、深く知る
この鼻の交互サイクルは自律神経と深く結びついており、体の姿勢によっても変化します。たとえば横になって寝ているときは、下側になった方の鼻孔が詰まりやすくなり、上側になった方の鼻孔が広がります。これは脇の下にある圧力を感知するセンサーが刺激され、自律神経を通じて左右の鼻の通り具合を自動的に調整しているためです。この仕組みは睡眠中の寝返りを促すきっかけにも関係していると考えられています。
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