Question

ドイツのヴッパータールには100年以上前から市民の足として走っている世界最古の懸垂式モノレールがあります。1950年、サーカスの宣伝のためにこのモノレールに乗せられたものの、走る車内でパニックを起こし、窓を破って下の川へ飛び降りてしまった珍しい乗客はどの動物でしょうか。

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① ライオン

② カンガルー

③ ゾウ

Answer (ここをタップして正解と解説を確認)

③ ゾウ

解説

 正解はゾウです。1950年、ヴッパータール空中鉄道にタフィという名前の子供のゾウが乗せられました。しかし、車内の混雑や揺れ、報道陣のカメラのフラッシュに驚いたタフィは突然大暴れし、車両の壁を突き破って約10メートル下の川に転落してしまったのです。さいわい川の水深が深く、タフィは奇跡的にかすり傷程度で無事でした。この珍事件は地元で有名になり、現在でも現地の名物話として語り継がれています。

今日のおまけ

 川に落ちたゾウのタフィはその後も元気に過ごし、40歳近くまで長生きしました。事件が起きた現場の近くにある建物の壁には、今でも川に落ちていくゾウのかわいらしいイラストが描かれています。

もう一歩、深く知る

 川の上にレールを建設するという構造は、川の上の空域を利用することで狭い街の土地を有効活用するために生まれました。道路の上に線路を作ると街全体が暗くなってしまうため、この方法が選ばれたのです。この画期的な交通システムは非常に安全性が高く、開通から100年以上経った現在でも現役で多くの市民を運んでいます。動物が飛び降りるという前代未聞のアクシデントを乗り越え、今も愛され続けている点に当時の技術力の高さが感じられます。

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