Question

私たちが何かを一時的に記憶するとき、脳の中のメモ帳のような機能が働いています。この脳のメモ帳に一度にストックしておくことができる情報グループの個数について、近年の脳科学の研究で明らかになった、大人の限界の個数は何個でしょうか。

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① 4個

② 7個

③ 10個

Answer (ここをタップして正解と解説を確認)

① 4個

解説

 昔は、人間が一度に覚えられる情報の個数は7個前後と言われていましたが、最新の研究ではもっと少なく、およそ4個が限界であることが分かっています。この一時的な記憶の領域はワーキングメモリと呼ばれ、脳の作業机のようなものです。机が狭いため、4つ以上の情報が一度に押し寄せると、古い情報から順番にこぼれ落ちて忘れてしまいます。電話番号をハイフンで区切って3つのグループに分けるのは、この4個の限界を超えないようにするための工夫なのです。

今日のおまけ

 買い物に行くときに買うものをメモせずに覚えたいときは、種類ごとに4つ以下のグループにまとめて覚えるのがおすすめです。こうすると、脳の作業机をすっきりと整理できて忘れにくくなります。

もう一歩、深く知る

 この4個という限界はマジカルナンバー4と呼ばれ、心理学者のネルソン・コーワンによって提唱されました。現代は情報が多すぎるため、脳のメモ帳はすぐにいっぱいに埋まってしまいます。仕事や勉強の能率を上げるためには、マルチタスクを避けてひとつの作業に集中し、この限られた4個の枠をいかに無駄遣いしないかが重要になります。

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