Question
紀元前1世紀頃の古代エジプトで作られた、コインを入れると自動でお金に見合った分だけの液体が出てくる装置は、世界最古の自動販売機と言われています。この装置は、主に何を売るために寺院の入口に設置されていたでしょうか。
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① 葡萄酒
② 香油
③ 聖水
Answer (ここをタップして正解と解説を確認)
③ 聖水
解説
世界最古の自動販売機は、古代エジプトのアレクサンドリアにいた技術者ヘロンの著書に記録されています。コインを投入口に入れると、その重みで内部のてこが傾き、弁が開いて液体が流れ出る仕組みでした。コインが下に落ちると弁が閉まるため、購入した分だけを正確に提供できました。当時、寺院を訪れる参拝客が聖水を無断で持ち去るのを防ぎ、代金を払った人にだけ決まった量を渡すために設置されたと言われています。
今日のおまけ
ちなみに日本の現存する最古の自動販売機は、1904年に発明された切手やハガキを売る機械です。大昔も今も、人手を減らして正確に商品を売りたいという工夫の情熱は変わりませんね。
もう一歩、深く知る
古代エジプトの自販機は、単なるからくりではなく、宗教施設における厳格な回収システムでした。寺院側にとっては、人件費をかけずに24時間いつでも参拝客から回収漏れなくお金を集められるという大きな経済的メリットがありました。コインの重みと浮力を利用した水力学的な構造は現代の物理学にも通じるものであり、技術を商業や社会管理に組み込む発想が2000年以上前に完成していたことを示しています。
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